こんにちは、中国語の勉強に励んでいるTAKUラオバンです。
現在、台湾で知り合った友だち2人の方と毎週火曜日と水曜日に言語交換をしています。
私は日本語で、台湾の友だちからは中国語の教え合いをしています。
時間帯は午後7時~8時までの短時間ですが、毎週行っています。
方法は対面ではなく、テレビ電話や電話を通じてオンラインで行っています。
言語交換は無料で言語を鍛えることが出来て、なおかつ外国人の友だちを作ることが出来る最強のコミュニケーション
だと思います。
しかし、皆さんの中には
そこで今回は
言語交換についてどんな感じで続けているのか、私自身が感じているメリット・デメリット
をご紹介したいと思います。
まず前提条件として
お互いの言語レベルはというと、
- TAKUラオバン:初心者レベル、TOCFLレベルAクラス
- 台湾の友だち(2人とも):上級者レベル、日本語検定1級
といった感じです。
相手の探し方は?
言語交換の相手の探し方は大半の方は以下のような感じになるかと思います。
- 友だちの紹介
- 台湾だと結構Facebookを使って探している人が多い
- JCinfo.netといった掲示板案内から探す
- 「Hello talk」といったアプリで探す。
【「Hello talk」のアプリはこちらになります▼】
ちなみに私の場合はどうやって見つけた?
結論。「妻や友だちからの紹介」で相手を見つけました。
妻の友だちの中に日本人と日本語で会話したいっていう人がいたのと、もう一人は語学センターに通うクラスメイトの紹介で「友だちに日本人と日本語の会話を練習したい人がいる」っていうのがきっかけでした。
結構台湾人の人は日本語を勉強している方が多い印象です。
理由は日本のアニメが好きな方が多いんですよね。例えば、鬼滅の刃とか呪術廻戦とかセーラームーンとか…
2人とも日本語検定1級取っているので日常的な会話は問題ありません。
ただし、資格1級取っていたとしてもネイティブレベルに話せるわけではありません。
今後のために日本語の練習したいという希望でした。
私自身も台湾の友だちが出来て、しかもお金をかけずに中国語を学べるなら一石二鳥だと思い承諾しました。
対話方法
言語交換は基本、テレビ電話などのオンラインで行っています。
毎週夜に実施しているのでどうしてもテレビ電話などになりますね。
時間の区切り方
私は基本、言語交換をする際は話す言語の時間を予め区切って設定します。
理由はどちらかの言語に偏らないように言語学習するためです。
例えば、言語交換の時間を1時間と決めるとします。
30分は日本語、30分は中国語で会話するといった感じで区切ります。
こうすることでどちらかの言語ばっかりに偏らないようにしています。
しかし、実際やってみるとこれが結構難しいです。
後で記載のデメリットの部分でご紹介していますが、お互いで言語のレベルが違い過ぎると日本語に頼ってしまったりしてしまいます。
話すテーマは予め決める!
話すテーマは予め決めてから話し始めるようにしています。
話すのは1日1テーマと決めて話すようにしています。
おススメのテーマは
- 自己紹介
- 朝ごはんの内容
- その国で禁止されていること
- 相手の国の人のここがおかしい・疑問
などです。
ここでのポイントはどちらの国でも話せる内容にすることです。
特に相手は日本の生活に関することに興味があったりするので、日本で禁止されていることや日本人の習慣とかを話題にすると盛り上がると思います。
私の場合は1人で台湾で朝ごはんの注文が出来なかったので、メニューの料理名や注文の仕方の読み方などを訓練してもらいました。
友だちが店員さん役で、私がお客さんみたいな感じで。
その他にも台湾で生活して感じたことや、家の借り方などいろいろ話し合いました。
メリット
それでは次に私が感じる言語交換のメリットをご紹介したいと思います。
1.無料で始めることが出来る
言語交換の魅力は何といっても「無料」で始められるというところですよね。
相手も言語を学びたいと思って相手を探しています。
しかもネイティブな人の発音を無料で聞くことが出来ます。
2.外国人の友だちが出来る
互いの国籍が異なる人と言語交換をするので「外国人の友だち」が出来るというメリットもあります。
会話の中で互いの趣味が合って意気投合したり、異性同士なら付き合っていたなんてこともあるらしいです。
自分の知らない国の常識を知ることが出来たり、美味しいレストランを紹介してもらったり色んな情報を得ることが出来ます。
更には新たなつながりを広げることが出来たり、またその友だちから仕事を紹介してもらたりなんてこともありますよ。
3.アウトプットの練習が出来る
大学や語学センターに通っている方であれば、学んだ中国語をアウトプットの練習が豊富にできます。
これは結構中国語を鍛えるにはいい方法だと思います。
たとえ話す中国語が間違っていても、丁寧に教えてくれる方がほとんどです。
外国語を話せるようになるには、言語を話す機会が多ければ多いほどいいです。
言語交換の時間なので遠慮なく中国語を話すことが重要です。
4.他の表現も学べる
これは結論「人・場面によって表現が異なる」です。
皆さんも日本語を話すとき、結果同じ意味だけど日本語の表現が異なることありませんか?
例えば「なぜそうなるのか?」という表現は人にとって以下の表現で言い換えることが可能です。
「なんでそうなるん?」
「なんでやねん?」
「なぜですか?」
「なぜそうなるの?」…
みたいな感じで話す人や場面で異なりますよね。
中国語も最終的な意味は同じだけど、言い回しが異なる表現があります。
授業で学んだ表現とは異なる表現・使い方を学ぶことが出来るのが言語交換の良いメリットです。
デメリット
それでは次に私が感じる言語交換のデメリットをご紹介したいと思います。
1.レベルの違いが大きいとあまり練習にならない可能性がある
これは結論「どちらか一方の言語レベルが高いと話す言語がそっちに偏ってしまう」です。
例えば、中国語の勉強を始めて間もない日本人と日本語の勉強歴3年で資格も取っている台湾人と言語交換することになったとしましょう。
おそらく、会話の中で用いられる言語は日本語中心になってしまいます。
それは日本人の方はあまり文法や単語が分からないため、説明したいことはどうしても日本語に頼ってしまいます。
対して台湾人はより日本語を習得したいと思っているので、日本語で返事します。
そうなると相手の会話のペースになってしまい、いつまで経っても日本語での会話から抜け出すことが出来ません。
【解決策】
- 自分の説明したいことを伝え、中国語に翻訳してもらう。
そして翻訳してもらったの相手に日本語で説明してもらう。
⇒相手にとっても日本語での説明になるので練習になり、win-winの関係になれます。
- 相手も言語レベルが同じ人を探す。
2.話が続かないこともある
仮に会話していて話すことがなくなってしまったらどうすればいいか?
特にはじめての人とか話してまだ浅い人、コミュニケーションがあまり上手くない場合はそいう状況に陥る可能性があると思います。
その場合はどうすればよいか。
私の場合ですが…妻を召喚します(笑)
つまり、第三者を誘います。
言語交換は別に2人だけでする必要ないと思っています。
別に友だちでも息子でも誰でもいいと思いますが、第三者にもちょっとだけ会話に入ってもらうもアリだと思います。
もし可能であれば第3者に協力をお願いしましょう。
台湾人は結構みんなでワイワイするのが大好きです。
認識ない人でも案外直ぐ仲良くなれたりします…
又は他の人は「ゲームをする」っていうのも紹介していました。
確かにゲームであれば楽しんで時間を過ごせますね。
ゲーム内で使う言語の表現も覚えることが出来ます。
【解決策】
- 第三者に会話に入ってもらえるように協力をお願いする
- ゲームをして楽しむ
3.相手は先生ではない
これは当たり前な話ですが、相手の人は語学の先生(プロ)ではありません。
つまり、言語に関する文法のことなどを詳しく説明しろと言っても納得いく解説はもらえないということです。
「こういう場合はどういえばいいの?」とかは教えてもらえますが、「なぜこの文法になるの?」とかいう質問に詳しく解説できる人はなかなかいません。
あくまで言語交換と言っても、会話を楽しむことに重点を置いた方がいいです。
【解決策】
- 会話を楽しもう
いかがだったでしょうか?
以上が、言語交換についてどんな感じで続けているのか、私自身が感じているメリット・デメリットでした。
中国語を話せるようになるにはアウトプットの訓練をひたすらする必要があると思います。
語学センターや大学で学んだ中国語の文法や単語を思う存分使って話すのが良いですね!
最初知らない外国人との言語交換は緊張するし、全く会話にならなかったらどうしようと不安もあります。
しかし外国人と話すのが好きな方は格段に言語のレベルが上がると思います。
しかも無料で…