こんにちは、TAKUラオバンです。
台湾(台中)に移住して逢甲大学の語学センターに通っている27歳・子持ちの父親です。
当初は台湾に移住して現地で職を探そうとしていましたが、やはり中国語がある程度話せないと門前払いされてしまいます。
そこで妻の勧めもあり逢甲大学の語学センターで中国語を勉強することにしました。
元々語学センターに通う前は、独学でTOCFL(華語文能力測検)という試験でレベルAは合格していました。
しかし、【読む・書く】力は身に付いても【聴く・話す】力はほとんど身に付いていませんでした。
語学センターに入学する前にクラス分けテストがあり、中国語の習得レベルよってクラスが異なります。
大まかに分けると初級・中級・上級みたいな感じです。
そのテストには台湾人の先生とどれくらい会話が出来るかのテストがありましたが、全く話せず聞き取れず撃沈しました。
受ける前は多少自信があったのですが緊張もあってか全然聞き取れず、話すことも出来ませんでした。
そのため、クラスは一番下の初級クラスから開始しました。
結論から申し上げますと初級クラスから始まったことは私にとって正解でした。
そこで
今回は私が逢甲大学語学センターの勉強3カ月でどれくらい中国語が身に付いたかを皆さんにご共有できればと思います。
特に会話力・聴く力がどのような感じでレベルアップしていったのかをご紹介できればと思います。
【▼逢甲大学に関する記事はこちらから】
【逢甲大学生活レポート①】台湾の語学センターへの入学申請から初日まで編
【逢甲大学語学センターレポート②】27歳の社会人が1カ月勉強して感じたこと
【逢甲大学語学センターレポート③】フードフェスティバルで学生気分に戻ってみた
語学センター1カ月目は
語学センター通いだしの頃の私の会話力は
結論から申し上げますと、コンビニに一人で買い物をすることも出来ませんでした。
コンビニで商品を購入するときに何も会話せずに済むなら一番いいのですが、そうはいきませんよね。
少なくとも「袋は要りますか?」とか「レシートは要りますか?」など店員さんから会話があります。
でも店員さんに中国語で違うこと言われたらどうしようとか中国語を完璧に聞き取る自身が無いと怖くていけませんでした。
自分の話す中国語の文法が、発音が、使い方が間違っていたらどうしようといったそんな感じです。
ましてや朝ごはん屋さんやドリンクショップ、書店なんかもってのほかです。
一方、語学センターでの授業は初級クラスだったのと漢字で意味が分かってしまうのでみんなより出来る人みたいな状態になっていました。
初級クラスは日本人にとって漢字で意味が分かってしまうのでみんなより出来る人みたいな状態になります。
だから皆さんも中国語全く勉強したことがない人でも初級クラスの授業は付いていけると思います。
その上、私は独学でTOCFLの勉強していたのでみんなより単語は知っていたし文法も知っていました。
語学センターの先生も私たちが初級者なのを知っているため、会話は簡単な中国語もしくは英語でのコミュニケーションになります。
なのでクラスでは気軽に中国語を話すことが出来ました。
間違ってもその場で先生に修正してもらえますからね。
しかし、語学センターの外に出れば別です。
台湾の人たちはめっちゃ速いスピードで中国語を話してきます。
以上から、中国語に少しでも自信がないと初めはコンビニですら買い物を行くことが出来ませんでした。
語学センター2カ月目になると…
語学センターに通いだして2カ月目になると、今まで独学で学んだ中国語がしっかり身に付いてきた感覚になりました。
どういうことかというと、先ほど「独学でTOCFLの勉強していた」と言いました。
それはYouTubeで学んだり、会話文フレーズ丸暗記みたいな感じで勉強していました。
理由は早く中国語を覚えようとしたからです。
そのため実際には中国語がしっかり身にはついておらず、例えるなら地面に足がついていない状態でした。
武器を持っていても使い方が分からなければ、ただのゴミです。
しかし語学センターでしっかり使い方を学んだおかげで地面に足がついいたような感じで、ちょっとした応用の表現も出来るようになりました。
「今まで覚えていたフレーズはこういう使い方をするんだ!」みたいな感じ。
そこから語学センターに行くのが楽しくなりました。
また授業では中国語を使ったゲームをしたり、実際に市場に行って学んだ中国語を台湾人相手に話したりかなり実践練習みたいな感じが多いです。
- 勉強風景(少数制なので発言する機会がかなり多いです)
- 市場で実際に中国語を使ってみた
※写真に写っている男性がTAKUラオバンです(笑)
語学センター3カ月目には!!
3カ月目で大きく成長したのは仮に相手が私の中国語が聞き取れなかったとしても文法が多少間違っていたとしても根気強く中国語で話そうとする姿勢に変わったことです。
語学センターで勉強して3カ月にもなると、マクドナルドで1人で注文できるまでになりました。
飲料店でタピオカミルクティーを注文することも、簡単な会話であれば台湾の友だちと言語交換することも出来るようになりました。
- 台湾と言えばドリンクショップですよね~
- マクドナルドで注文できるようになると時間つぶしが結構楽
もちろん完璧なネイティブレベルの発音でもなければ表現も異なると思います。
しかし、たとえ相手が「は?」と言ってこようが粘り強く話します。
(※台湾人は聞き取れないときよく「は?」って言います。別に喧嘩を売っているわけではありませんのでご注意を。)
こちらが聞き取れないときは「聽不懂(聞いてもわからない・理解できない)」と言い、別の言い方で言ってもらったりしています。
皆さんも相手が外国人ではあまり話せない人だとわかれば、分かりやすい言葉になおしたり英語で話すように頑張りますよね?
妻が傍にいるときは「さっきの人なんて言ってたの?」って聞くようにして、わからないのを放置することは止めるよう心掛けるようになりました。
今の妻と付き合っていた頃に「どうやったらそんなに日本語が上手くなったの?」って聞いたことがありました。
すると返事が「言語は話さないと上達はあり得ない」と。
妻は中学・高校時代から日本語を勉強していましたが、一番成長を感じたのは日本人と話すことだったそうです。
私も見習って、今では授業の合間の休憩時間も先生と会話するようにしています。
また、妻の友だちと日本語と中国語の言語交換することもやっています。これが結構楽しい。
言語交換の話はまた別の機会に話したいと思います。
そんな感じでネイティブレベルで話すことはできないけど、中国語を台湾人に話すことにあまり抵抗感が無くなったように感じます。
いかがだったでしょうか?
以上が「逢甲大学語学センターの勉強でどれくらい中国語が身に付いたか」のお話になります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
逢甲大学の語学センターでの授業自体は3カ月に1学期としております。
そのため3カ月だけ通うなんてことも出来ます。
「3カ月だけじゃ全然レベルアップしないんじゃないの?」
って思われる方もいらっしゃると思います。
私も最初はそう思っていました。
もちろん3か月では仕事が出来るまで中国語が身に付くわけではありません。
私たちも日本語を小学校1年から6年の6年間かけて学んできたのですから、そう簡単ではありません。
しかし、台湾で買い物をする・生活をするのに困らないレベルまでは到達すると思います。
もし独学で中国語を学んだ経験はあるけど、話すこと・聴くことに自信がない人は語学センターに通ってみるのをお勧めします。
3カ月後には成長していること間違いなしだと思います。