【日本人が台湾のバスの乗ったら驚くこと】~毎日乗るバスの中で~

こんにちは、TAKUラオバンです。

私は現在、毎日バスに乗って逢甲大学の語学センターに通っています。

台湾はバイクの次にバスが移動するのに大変便利な交通手段です。

基本的な利用方法は日本と同じですが、国や地域によっては乗り方の違い、サービスの違いなど様々な異なる点があります。

そこで今回は台湾在住のTAKUラオバンが感じた

日本と異なる台湾バスの事情についていくつかご紹介したいと思います。

初めて台湾のバスに乗られる方は以下のことを知っているとバスに乗りこなせるようになるかもしれませんね。

ここでご紹介するバスは市内バス、中国語で「公車(ゴンチュー)」になります。

バスを表現する中国語は他にも「客運(クゥユン)」がありますが、「公車」と「客運」は少しことなります。

 

▲の写真のように「公車」は市内バス、「客運」は長距離・高速バスになります。

バスの種類によって呼び方が異なりますので注意しましょう。

【台湾バスの乗り方については▼こちらの記事から】

【台湾・台中市のバスに乗ってみた!】台中市のバスの乗り方は?台中市民は無料⁉




①バスに乗りたいときは手を上げる

台湾のバスに乗る上で一番注意が必要なのが、「バスに乗るときは手を挙げてバスに乗る意思表示をする」ことです。

乗りたいバスがバス停に近づいてくるのが見えた時点で手を挙げてください。

もしバス停の直前で手を挙げると運転手が見逃すか、急に止まれずにバスは行ってしまいます。

日本ではバス停に立っているだけで、お客さんが乗る乗らないに限らずバスは停まってくれます。

しかし、台湾では手を挙げないと降りる人がいないかぎりバスは虚しく過ぎ去ってしまいます。

私はバスが来る直前に携帯を触っていてバスが来ているのに気づかず、乗り損ねた経験が何度もありました…

一番難しいのは一度に違う番号のバスが何台も一斉に来たときです。

台湾の道路は2車線になっている場合が多く、手前にいるバスのせいで奥にいたバスに意思表示がしっかり伝わらず行ってしまったことです。

台湾では結構よくあることらしいです…

②急発進・急停車が多い

台湾のバスは基本、急発進もしくは急停車が日常的にあります

私は結構スリルがあって「海外ならではだなぁ」と思っていますが、日本だと真っ先にクレームになりそうです。

まず、バスに乗車するとドアが完全に閉まる前に発車します。

そのため乗ったらすぐに近くの手すりやモノに掴まりましょう。

はじめて台湾の市営バスに乗る人はびっくりすると思います。

停車するときも結構な急ブレーキを踏みます。

日本みたいに「急ブレーキ注意!」みたいな案内はありません。

何をそんなに急いでいるのかよくわかりませんが急発進・急停車は日常茶飯事なことです。

そのため結構バスに乗っていて気持ち悪くなることもしばしばあります。

③時刻表はあくまで目安

台湾のバス亭にも時刻表がありますが、あくまで記載されているのは始発駅の出発時間です。

電光掲示板があるバス停であれば何分後にバスが来るのが分かりますが、ほとんどのバス停はありませんので注意が必要です。

(※電光掲示板があるバス停は駅の近くや学校、大型ショッピングセンターの近くのバス停くらいです。)

またバスは乗る人や降りる人がいなければバス停をスルーしていきますので、日によってバスが来るのが早かったり遅かったりします。

つまりバスの進み具合が早くても、運転手が時刻通りになるようにバスを停め時間調整をすることはありません。

そこで台湾の現地の人たちが使用しているのは台湾バスのアプリです。

アプリには路線図や時刻表、運行状況など確認することが出来ます。

正直これが無いと正確なタイミングで台湾のバスに乗れません。

▲の写真の左は何時何分にバスがくるのかがわかり、右は何分後にバスがくるのか、現在バスはどのあたりにいるのかがわかります。

このアプリは結構便利なので台湾に住まれる方はダウンロード必須です!

【台湾バスのアプリはこちらよりダウンロード】

台灣公車通 (台北/桃園/台中/台南/高雄/國道客運)

台灣公車通 (台北/桃園/台中/台南/高雄/國道客運)
開発元:skystar
無料
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④お釣りは出ない・両替はできない

台湾のバスの支払いは小銭で支払うか、悠遊カードで支払うかの2択になります。

日本の市営バスと異なる点は、

小銭で支払う場合は乗車時に運転手の横にある銀のボックスに支払うのですが、ピッタリの金額を支払わなければお釣りが出ません

また両替をすることも出来ないので注意が必要です。

そのため台湾の交通機関をご利用する場合は、悠遊カードの利用をお勧めします。

悠遊カードとは日本でいうところのSuicaやPiTaPaみたいな交通系ICカードのことです。

▲このカードにお金をチャージしておけば、交通機関の支払いだけでなくコンビニや書店など色んな支払いの時に役に立ちます。

悠遊カードはコンビニなどに販売されていますので是非購入してみてください。

チャージもコンビニで可能です。

⑤結構せっかちな運転手が多い

これは「②急発進・急停車が多い」の話と似ていますが、台湾のバスの運転手は結構せっかちな人が多いです。

どういうことかというと、信号が青になって前の車が少しでも発車が遅いと普通にクラクション鳴らします。

前の車やバイクの走行が遅いと普通にクラクションを鳴らします。

バイクが邪魔だと普通にクラクション鳴らします。

信号が赤に変わろうとするとスピードを上げて通り過ぎようとします。

台湾は歩行者よりも車優先の社会だからおそらく普通の光景なんだと思いますが、めっちゃクラクション鳴らして走る運転手が多いです。

早く目的地に着くのは有難いですが、「何もそこまで急がんでも…」って思うこともしばしばありますね。

⑥運転手とお客さんで会話を楽しむ

バスは席がいっぱい

これはよく見る光景です。

それは「お客さんと運転手が会話を楽しんでいる」光景です。

台湾人って優しい人が多いのと結構話をするのが大好きな方が多い印象です。

お年寄りの方に多いですが、バスに乗ってから降りるまでずっとバスの運転手と話している台湾人も居ます。

しかもその話に全く認識のないであろう人参加することもあります。

内容は様々ですが、マイクを通して話しているので内容はみんなに筒抜けです(笑)

⑦バスの運転手が急にご飯を買いに行くことがある

これはまだ私は遭遇したことありませんが、妻が以前バス乗ってた時にバス停でもないところでバスが停まったことがあったそうです。

理由は運転手が「夕飯を買いに行くから数分待ってください」とのことだったそうです。

数分後に何事もなかったかのようにバスに戻り運転を再開したそうです。

もちろんそれに対してクレームを言う人はいなかったそうですが、日本では考えられない光景ですよね…

でも他の台湾の友だちにそのことを聞くと普通にあるよとのことだったので記載させていただきました。

日本ではありえないことですが、これも台湾の自由でのんびりした感じが良いようにも感じますね。

⑧降車時はバイクに気をつけよう

バスの降車時に気をつけないといけないことがあります。

降車直後のバイクとの接触です

どういうことかというと、台湾のバスはバス亭の真横にキチンと停まってくれません。

結構適当です。

バス停とバスの間に距離があることなんて普通にあります。

そのため、バイクがバスの右横を通り抜けようとしてくることがあります。

大半はバスが停まるとバイクもバスの後ろで停まってくれるか左から追い抜こうとするのですが、たまにバスが降車のために停まっているのも関わらず右からバイクが追い抜こうとするのもいます。

バスの運転手さんの中には「降りるとき気をつけてね」と言ってくれる方もいます。

バイクと接触事故なんてなったら、軽傷では済まないことがほとんどですから降りるとときはバイクにしっかり気をつけましょう。

【おまけ】バス内の案内アナウンスが少し遅れている感じがするのは私だけ?…

これはもしかしたら日本でもあることかもしれませんが、「バスの次のバス停案内のアナウンスが少し遅れている」ことです。

どういうことかというと、バスが発車して次のバス停に向かうとき「次は○○バス停に停まります」ってアナウンスがあると思います。

私の感覚ではバスが発車して少し経ってからアナウンスが流れている感じがします。

ある時はバス停到着少し前にアナウンスが流れることもありました。

バス停とバス停の間はそんなに離れていない区間もありますから、気をつけないといけません。

なので大半の人は降りたいバスの一つ手前のバス停が通り過ぎたらその時点で降車ボタンを押します。

降り損ねないように気をつけましょう。

いかがだったでしょうか?

以上が「日本と異なる台湾のバス事情」を8つとおまけをご紹介しました。

日本と台湾以外の他の国のバスには乗ったことありませんが、日本のバスのサービスが一番だと思います

しかし、海外ならではのスリルを味わえるとともに現地の人たちの暮らしぶりを体験することが出来ます。

台湾は自由とのんびりした雰囲気がとても大好きです。

確かに日本ではルールがしっかりしていて安全安心ですが、それを許せる台湾人の心の広さと窮屈のなさの環境もいいですよね。

日本だとクレーム事項になりやすいことばかりですが、海外って普通のことだと思うと楽しむことが出来ます。

更に台湾の公共交通機関は安い!

とにかく安い!です。

日本の交通機関の利用料がめっちゃ高く感じるほどです。

大体20元(約80円)あったら結構遠くまで移動できますのでとても安いです。

そこはTAKUラオバンも気に入っている点ですね!

【関連記事は▼こちらから】

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