【台湾で居留証を取得する方法】~内政部移民署で居留証の申請から取得までの流れ~

こんにちは、TAKUラオバンです。

日本で配偶者ビザを取得した際に、「居留ビザ取得後の注意事項」という黄色い紙が付いてきたと思います。

配偶者ビザを取得した際に一緒についてきた黄色い紙

この紙にも書かれている通り、

配偶者ビザで台湾に入国した場合は、【入国日から15日以内】に居住地の内政部移民署で「外僑居留証」を必ず申請する必要があります。

補足

※2021年12月17日時点では新型コロナウイルスの防疫対策のため、14日間の隔離ホテルで過ごすことになります。

そのため、内政部移民署に電話で確認したところ入国から30日以内に居留証を申請すれば大丈夫だそうです。

今回の記事は、台湾での「外僑居留証」の申請の流れから取得するまでの流れをご紹介していきたいと思います。

なお、今回TAKUラオバンが行った内政部移民署は台中市の移民署になります。

持参物

「外僑居留証」の申請で必要なものは以下のものになります。

【日本人】

外國人居(停)留案件申請表→受付でももらえます。

パスポート(ビザ付き)、写真(横3.5x縦4.5cm)1枚、初回時申請料(1000元/年)

【台湾人】

中華民国国民身分証

台中市の内政部移民署の場所は?≪注意事項あり!≫

台中市には2か所申請する場所があります。

「台中市第一服務站」と「台中市第二服務站」の2か所になります。

今回、TAKUラオバンが行った移民署は「台中市第一服務站」になります。

【住所の詳細】

  • 台中市第一服務站:台中市南屯區文心南三路22號1樓(※)
  • 台中市第二服務站:台中市豐原區中山路280號

【注意事項】

台中市第一服務站ですが、台北駐日経済文化代表処でもらった住所の詳細は「台中市南屯區千城街91號1樓」となっていますが、場所が移転したそうで、正しくは「台中市南屯區文心南三路22號1樓」になります。

台中市第一服務站

台中市第一服務站の住所が移転したお知らせの紙(2022年1月3日時点)

≪アクセス≫

★台中市第一服務站

営業時間:平日の午前8時から午後17時まで

≪流れ①≫まずは検温と申請書の受取・記入

受付入口

1階

現在は新型コロナウイルスの防疫対策のため、入口で消毒と検温が実施されています。

検温を終えると、入ってすぐ左に受付がありますので「外國人居(停)留案件申請表」をもらってください。

居留証を申請したことを中国語で言いたい場合は「我要辦居留證(ウォーヤオバンジュリョウジャン)」と言います。

申請用紙を一枚もらえるので記入していきます。

記入の方法は机の上に申請用紙の記入例がまとめているファイルがありますのでそれに従って書いていけば大丈夫です。

書く内容はそこまで難しくありませんので中国語が読めなくても大体漢字で意味が捉えられます。

(※こういう時、漢字のある文化に生まれてきた日本人で良かったと思います。)

実際の記入例を載せておきますので参考にしてみてください。(記入例はこちら→外國人居-停-留案件申請表 (2)

≪流れ②≫番号札を取る

申請用紙の記入が完了したら、受付で番号札をもらいます。

自分の番号が呼ばれるまで座席待っています。

ちなみに番号は中国語でアナウンスされるため、中国語ができない方はやはり台湾人のパートナーもしくは友人と一緒に行くことをお勧めします。

呼び出しモニター

番号は中のモニターで確認できます

≪流れ③≫窓口にて申請・説明・支払い

【申請】

自分の番号が呼ばれたら、窓口まで行き、申請用紙とパスポート、写真1枚、台湾人の身分証を提示します。

するとスタッフから、「台湾人の身分証の裏表」と「ビザの部分とパスポートに押印されている入国の印鑑部分」のコピーを取ってくるように言われますので、コピー機で印刷します。

コピー機は受付場所に設置されていますので、そこで印刷しました。ちなみに写真機もそこにありますので、写真を忘れた場合もそこで撮ることが出来ますので大丈夫です。

【説明】

コピーしたものを提出したら、スタッフから居留証の有効期限についての説明を受けます。

TAKUラオバンの場合は、台湾人と結婚し家族呼び寄せを居留原因(要するに配偶者ビザで長期滞在を目的)とした者で、初めての申請になるので有効期限は「1年間」となるそうです。

結構、短いですね…

居留証の有効期限を延長するのであれば、1年後までに更新しなくはなりません。

更新手続きが可能な開始月は、有効期限が切れる1か月前から更新手続きが行えるそうです。

ちなみに有効期限は居留目的によって異なるそうです。

詳しくはジエトロ・ウェブサイトに掲載されていますのでそちらをご覧ください。

(参照:ジエトロ・ウェブサイトhttps://www.jetro.go.jp/indexj.html)

初回は有効期限が1年間だけだそうですが、次に更新を行えば有効期限は3年間に延びるそうなのでそれはそれで更新するのを忘れてしまいそうですね。googleカレンダーに登録しておきましょう。

【支払い】

今回は、初回の申請になりますので1,000元の支払いでした。

次回は3年間だと3,000元になります。つまり1年1,000元という計算になっているようです。

≪流れ④≫健康保険証についての説明を受ける・簡単な面接

申請を終えると、別のスタッフに別室に連れていかれ、健康保険にことについて説明を受けました。

ここで、注意しておきたいのがフリーランスもしくは無職だと居留証を取得した瞬間に健康保険証を取得できるわけではないということです。

私はてっきり、居留証を取得して身分証の番号があると健康保険証を取得できると思っていたのですが、台湾の企業に就職していない人は満6か月経過しないと健康保険証を申請・取得できないのだそうです。

もちろん台湾の在留証明書を所有している外国人は、全民健康保険に加入しなければならないという法律で定められているのですが、それは滞在期間が6か月経たないと申請できないそうです。

私の場合は、この時点で台湾の会社に就職していなかったため居留証を取得しても健康保険証を申請できませんでした。

やばい…病気にかからないようにしなくては…

ただし、台湾の会社に就職した場合は健康保険に入ることができます。もしくは配偶者の扶養になれば、配偶者の会社の保険に加入することになります。

以上の説明を受けた後は、簡単な質問をいくつか聞かれました。

日本人の方(TAKUラオバン)とはどこで出会ったのか、付き合ってどのくらいかなど。

たぶん、居留証を取得する目的に偽りがないかどうか確認しているのだと思います

≪流れ⑤≫晴れて居留証を取得

申請完了日から約2週間後に居留証を取得することができます。

受取は再度移民署に出向いて直接受け取るか、郵送するかの2択を選択できますので受付時に申し伝えましょう。

いかがでしょうか。

居留証の申請自体はそこまで難しくありません。

ただし、スタッフは日本語ではなく中国語で説明してきます。英語でもありませんでした…

ちなみに今、台湾で配布されている「五倍券」はTAKUラオバンでも受け取るようなので、台湾の経済に貢献したいと思います。

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