【これで台湾人との国際結婚は完璧!】台湾の方との結婚手続きの流れ

台湾人との国際結婚の方法

台湾人の方と結婚することが決まり、日本か台湾のどちらかの国で生活することになります。国際結婚だと通常の日本人同士の結婚の手続きとは別に様々な手続きが必要になります。どんな国の出身の方と結婚するにしても国際結婚である限り、様々な手続きが必要ですよね。

筆者自身は妻が台湾人なので台湾人と結婚する際の手続きの流れを紹介していきます。
まず前提として台湾人と婚姻の手続きを行う際は

A.日本で先に手続きを行う方法

B.台湾で先に手続きを行う方法

の2つの方法があります。
ちなみに筆者自身は妻が日本の就労ビザの在留資格を持っており、2人とも日本に住んでいたので日本から先に手続きを行いました。もちろんどちらの国から先でも問題ありません。
おススメは2人とも日本在住で、台湾での戸籍謄本をご両親に頼んで取り寄せることができれば日本のみで手続きが可能です!

A.日本で先に手続きを行う方法

手順1 (超重要)お住まいの市役所・区役所に国際結婚に必要な書類を聞くこと!

ネットの記事では台湾人との結婚手続きの方法に関する記事が数多くありますが、必要な書類が異なっている記事を見かけます。筆者自身もいっぱい記事を見てはどれがベストなのか何日も悩みました(汗)
そこで婚姻届けを出すのは市役所なのだから「市役所に直接聞こう!」と思い、担当課(戸籍課)に直接聞きに行ったら全て解決しました…あの頑張って調べた時間は何だったのだろうか…
実際その時に頂いた資料(2018年発行)がコチラ⤵

市役所でもらった資料

◎【日本の役所が必要とする書類】

①婚姻届書類:日本人の署名捺印、外国人の署名、及び証人2名の署名の入ったもの
(※これは日本人同士で結婚する時に提出婚姻届けと同じですね!)

②台湾人の戸籍謄本(原本、3か月以内に取得したもの):台湾にいるご両親にお願いして送付してもらう。ちなみに台湾人の戸籍謄本は日本では取得できません。代理でご両親に取ってもらうしか今のところ方法がありません。
ちなみに後で台北駐日経済文化代表処でも提出するから原本は最低でも2部郵送してもらおう!

詳しくは台北駐日経済文化代表処まで

③台湾人の戸籍謄本の日本語訳文:訳文の末尾に訳者の署名捺印が必要、訳文は手書きでもOKでした。

④台湾人のパスポート

⑤外国人登録証:外国人登録している方のみ

⑥日本人の戸籍謄本:本籍地がお住まいの登録地でない場合必要

⑦日本人の運転免許証などの公的機関で発行している本人確認証

引用元:台北駐日経済文化代表処

ネットでは婚姻要件具備証明書が必要と記載している記事をよく見ましたが、実際には私の場合は要らなかったので
やはり婚姻届けを出される市役所・区役所に直接聞いた方が安心・最短ですね!

手順2 日本の役所に婚姻届けを提出

実際に手順1で役所の指定する書類が準備できたら日本の市役所に書類を全て提出しに行きましょう。
婚姻届けを役所に出したら日本での婚約手続きは完了です。おめでとうございます!

手順3 台北駐日経済文化代表処へ行って台湾での婚約を成立させる

役所で婚姻届けが受理され問題がなければ、1~2週間ほどで2人の婚姻記載が入った日本の住民票と戸籍謄本が取得できるようになりますので戸籍謄本を取得してください。
取得したら下記に記載の【台北駐日経済文化代表処が必要とする書類】を用意して台北駐日経済文化代表処へ申請しに行きます。申請しに行く際は必ず2人そろって行ってください
1人だけだと受け付けてもらえない場合があります。
ただ、平日しか開いていないため、仕事がある人は休みをとっていかなかければなりません。

◎【台北駐日経済文化代表処が必要とする書類】

①申請書:引用元のHPからダウンロード可

②結婚登記申請書:引用元のHPからダウンロード可

③聲明書:引用元のHPからダウンロード可

④台湾人の証明写真1枚:サイズはパスポート写真と同じ

⑤台湾人の戸籍謄本(3か月以内に取得したもの):原本1部+コピー1部

⑥日本人の戸籍謄本(3か月以内に取得したもの、必ず婚姻記載があるもの):原本1部+コピー1部

⑦日本人の戸籍謄本の中国訳文:1部、もちろん繁体字で書くこと!

⑧日本人の住民票(3か月以内に取得したもの):原本1部

⑨台湾人のフルネームの印鑑

⑩日本の在留カード:原本1部+両面のコピー1部(A4サイズ)

⑪二人のパスポート:原本1部+コピー3部

⑫手数料:私たちの時は4,800円(資料の認証1種類につき1,600円)でした。

引用元:台北駐大阪経済文化弁事処

B.台湾で先に手続きを行う方法

手順1 日本人台湾交流協会台北事務所で婚姻要件具備証明書を取得

婚姻要件具備証明書とは簡単にいうと「本人が独身である証明」「本人の国で結婚することに問題はないよということを証明」する書類になります。
国際結婚するのに必要になる書類ですね。私たちが日本で先に手続きを行った際は必要ありませんでしたが…そのため必ず申請する日本の市役所に必ず必要書類を聞いておいた方が無難です。

◎【日本人台湾交流協会台北事務所で必要とする書類】

①照明申請書:窓口にあります

②日本人のパスポート

③日本人の戸籍謄本(3か月以内に取得したもの)

手順2 台湾の外交部領事事務局で婚姻要件具備証明書の承認を受ける

台湾の外交部領事事務局で先ほど取得した「婚姻要件具備証明書」の認証を受ける必要があります。

手順3 台湾の役所に婚姻届けを提出

2人そろって台湾の市役所に手続きを行いましょう。
その際に必要な書類は先ほど認証を受けた「婚姻要件具備証明書」と台湾の婚姻届けに必要事項を記入して提出。
無事受理されれば、婚姻記載(配偶者の名前)が記入された台湾の戸籍謄本が受け取れます。併せて結婚証明書も取得しておきましょう。
後に日本の婚姻届けを提出する際に必要になります。

手順4 日本の役所に婚姻届けを提出

可能であれば3ヶ月以内に日本に帰国して、日本の婚姻届けを提出する必要があります。
ちなみに先ほどの交流協会では日本の婚姻手続きができません。
そのため、一度日本に帰国する必要があります。(※今なら所属の市役所に郵送するという方法もありますね)

◎【日本の役所で必要とする書類】

①婚姻届け:日本人のみ署名捺印、承認は不要。

②台湾の戸籍謄本(3か月以内に取得したもの、必ず婚姻記載のあるもの)

③台湾の戸籍謄本の日本語訳文:訳文の末尾に訳者の署名捺印が必要

④結婚証明書

⑤結婚証明書の日本語訳文

⑥日本の戸籍謄本:本籍地が所在の役所でない場合

⑦台湾人のパスポート

いかがだったでしょうか?

いかがだったでしょうか?
筆者としては、2人とも日本に住んでおり、台湾人の戸籍謄本を台湾にいるご両親から送っていただけるなら、【A.日本で先に手続きを行う方法】の方がすべての手続きが日本で完結するのでおススメだと思います。

今回は私たちが結婚した時の婚姻手続きの方法をご紹介しました。

しっかり1つずつ対応していけば手続きが完了するので頑張りましょう!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA