【子育ての悩み/言語のこと】日台夫婦の私たちが考える日台ハーフの子育ての悩みと考え方

こんにちは、TAKUラオバンです。

私(日本人)は台湾人の妻と結婚し、台湾で1人の息子が産まれました。

息子はいわゆる日本×台湾のハーフになります。

産まれて最初の2年は日本で育て、2歳の誕生日を機に仕事を辞めて台湾へ家族3人渡ってきました。

台湾への渡航目的は「台湾で産まれた息子に中国語を習得させたい」というきっかけが始まりでした。

もちろん日本でも中国語を学べる学校や教室はありますが、言語を習得するのに周りの環境を変えることが一番手っ取り早いです。

周りの環境が中国語のみになれば、聴く力や話す力は自然と覚えられると思います。

しかし、これからお話するハーフの子どもの子育てに関して悩みがあるのも事実です。

そこで

今回は「日台ハーフの子育ての悩み/言語のこと」をご紹介します。

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【自己紹介】台湾人妻×2歳児の息子をこよなく愛するTAKUラオバンです!




【悩みとは?】

言語の悩み

「ハーフだからどちらの言語もネイティブレベルで話せるようになるわけではない!」

ハーフの子どもを育てる上で親の皆さんが考える一番大きい悩みは「言語」なのではないでしょうか?

私も台湾へ移住する前は息子が日本語と中国語の2言語話せるバイリンガルって「めっちゃ良いやん」って思っていました。

しかし、ハーフだからといってどちらも母国語のように話せるようになるわけではありません

よく勘違いされるのがハーフだから中国語も日本語もネイティブレベルでペラペラに話せるようになるんでしょ?って思われる方が多いです。

しかし、そんなことはありません。

ハーフの芸能人でも英語が話せない人多いのは有名な話ですよね。

特に欧米の方になるとアジア人とは見た目が異なるため、みんな英語話せると思いませんか?

「母国語はどっち?習得が中途半端にならない?」

冒頭でも申し上げた通り、息子は台湾で産まれたからには中国語もしっかり習得してほしいと考えております。

しかし家庭内での会話は日本語で話しています。

それに将来日本の学校にも通ってほしいのと家族3人で日本に戻る予定があります。

そのため学校の授業についていけるように日本語もしっかり教えておく必要があると考えています。

そうなるとここで問題になってくるのは「どっちかの言語の習得が中途半端になるのではないか」という新たな悩みも生まれてきます。

一番危険なのはどっちの言語もネイティブレベルで話せなくなり、中途半端なレベルになってしまうことだと思っています。

なぜ話せないの?

これは結論「周りの環境」です。

つまり日本に住んでいれば日本語が使えればいいので、中国語や英語を使えなくても生活できます。

家庭内で両親が話す言語もどちらかに一方に偏ってしまいます。

私たちの場合は日本に住んでいた頃は私が中国語をうまく話せないので妻とは日本語で生活していました。

そうなると、生活において中国語を話さなくてもよくなるので自然と子どもは日本語を話すようになります。

しかし、今は台湾で生活しているので中国語が必要です。

妻の両親は日本語が話せないので息子も私も生活をするために中国語を習得せざるをえません。

小さなお子さまはスポンジのように吸収するので中国語を覚えるのが早いです。

中国語を音で覚えるからだと思います。

ただし、まだ2歳の息子なので「これは日本語、これは中国語」と判別は出来ていません。

【私たち夫婦の2か国語習得への考え方】

台湾在住の私たち夫婦は「わが息子に2か国語を習得させる」方法を以下のようにポイントを絞りました。

≪台湾で生活するときは≫

  1. 夫婦間(家庭内)では日本語で会話すること
  2. 台湾人の親戚付き合いを多くして中国語での交流を増やす
  3. 台湾の現地の幼稚園・小学校を通わせる
  4. 普段動画を見るときは日本語の動画を見るようにする
  5. 毎日日本語の絵本の読み聞かせをする

台湾にいる間は普段から中国語を聞くことになるので、小さなお子さまであればスポンジのように吸収していくでしょう。

実際にウチの息子は妻の両親といる時間が長いので、私より中国語を覚えるのが早くてびっくりすることがあります。

一方で日本語もしっかり覚えてもらうために私たち夫婦がしていることは

「動画を見せるときは日本語の動画を見せるようにする」

「日本語の絵本を毎日読み聞かせる」

です。

子どもはYouTube動画を見るのが大好きですよね?

実際私の息子もYouTube動画を見るのが大好きです。

YouTube動画を小さいころから見せるのはあまり良くないと言う親もいらっしゃるかなと思います。

確かに見せすぎはよくないかもしれませんが、教育系の動画であれば見せる価値はあるかなと思っています。

YouTube動画の検索欄に『2歳 知育』と入れて検索すると、沢山教育系の動画があります。

息子はYouTube動画のおかげで色んな単語を覚えることが出来ました。

日本に戻ってきたら

また、将来もし日本に戻ってきても日本の学校の授業に日本語でしっかりついていけるようにしたいですね。

ちなみに小学校1年生が始まる手前で日本に帰国すれば日本語はまだ間に合うと思います。

小学校1年生からであれば【ひらがな・カタカナ】をしっかり丁寧に勉強するからです。

日本で中国語を忘れないように学ばせるのであれば、家庭内の会話を出来るだけ中国語で話す又は台湾の親戚とテレビ電話で毎日10分でもいいから会話すること。

また、経済的に余裕があるなら中国語教室なども通わせてもいいかもしれませんね。

いかがだったでしょうか?

以上が、現在日台夫婦の私たちが抱えているハーフ息子の言語のことの悩みと考え方になります。

日本と台湾に限らず、国際結婚された方でお子さまがいる方は以上の問題をどう考えますでしょうか?

ハーフの子どもの子育てで悩むことは子どもの「言語」の習得に関することだと思います。

両国が同じ言語を使用して入れば問題はなかったのでしょうが、私たちの場合は一方は日本語でもう一方は中国語になります。

どちらの言語も100%ペラペラに話せるように練習するのはかなりの時間と膨大な練習量が必要です。

僕らも小学校を6年間かけてひらがなや漢字、日本語の使い方を学びましたよね?

一番やってはいけないのがどちらも中途半端になることだと考えています。

「バイリンガルの子育てって難しいですね…」

将来息子が成長したらこの記事について答え合わせをしたいなぁと思っています。

他にも国際結婚での間に生まれた子どもの子育てあるあるがあれば皆さんにご共有したいと思います。

最後までブログを読んでいただきありがとうございます。

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