こんにちは、TAKUラオバンです。
台湾にはセブンイレブンやファミリーマートなど日本と同様、数多くのコンビニエンスストアがあります。

そこで
今回はコンビニで使える中国語を会話形式でご紹介したいと思います。
中国語の音声も付いていますので、是非活用してみてください。
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まずは会話の流れをご覧ください。
シチュエーション
今回の話の条件は以下の通りとします。
- 私がコンビニでお弁当1個とコーヒーを購入するものとします。
- 支払いは悠遊カードを利用するものとします。
会話(※音声付き)
(我買一個便當)=(お弁当を1個購入します。)
「温めますか?」
「はい、あと1杯Lサイズのホットコーヒーが欲しいです。」
「はい、120元です。会員(カード)はありますか?」
「ないです。」
「袋は要りますか?」
「要らないです。ありがとう。」
「電子(レシート)にしますか?それとも紙(レシート)?」
「紙(レシート)で、ありがとう。」
「すいません、悠遊カードにどのくらいあるか見てほしいのですが。」
「はい、100元あります。」

「100元チャージします。」

「はい、こちらがお弁当とコーヒーです。」

「ありがとう。」
解説
それでは会話の内容を一つずつ解説していきたいと思います。
上の会話の中国語は丸暗記する必要はありませんし、すべて完璧に聞き取れなくてもコンビニでは買い物はできます。
ただ聞き取れるキーワードは増やしておくことは大切だと思いますので、このキーワードが出てきたらこういうこと言っているんだなぁと想像ができれば大丈夫です。
①要加熱嗎?
「温めますか?」
コンビニでおにぎりやお弁当、パンを購入する時によく店員さんに聞かれるフレーズです。
日本のコンビニでも「お弁当温めますか?」って聞かれますよね?
「要~嗎?」で「~が必要ですか?」の表現です。
加熱は‟熱を加える”ので=‟温める”になります。
よって要加熱嗎?は「温めますか?」となります。
ちなみによく「加熱⇒微波」とも言い換えられたりします
ほとんど同じ意味で「電子レンジで温める」という表現になります。
②要。我還要一杯大杯熱咖啡。
「はい、あと1杯Lサイズのホットコーヒーが欲しいです。」
①の返事に必要なら「要(yào)」、不必要なら「不用(bú yòng)」と答えましょう。
「還(hái)」は「あと、まだ~」の意味。
ホットコーヒーが欲しいなら「熱咖啡(rè kā fēi)」、アイスコーヒーが欲しいなら「冰咖啡(bīng kā fēi)」となります。
③好,120塊。有會員嗎?
「はい、120元です。会員(カード)はありますか?」
「有~嗎?」で「~がありますか?」の表現です。
「會員(huì yuán)」は「会員」という意味。
④沒有。
「無いです。」
もっていない場合は「沒有(méi yǒu)」と答えましょう。
‟沒有”は「ありません、持っていません、無いです」等を表現し、台湾で生活していればかなりの頻度で使いますので覚えておいて損はないでしょう。
有の否定を表すときは‟不”ではなく、‟沒”を用います。
くれぐれも「不有」とは言わないようにしましょう。
⑤你要袋子嗎?
「袋は必要ですか?」
台湾では袋は有料です。
1枚当たり1元~3元ほどかかります。
⑥不用,謝謝。
「いらないです、ありがとう」
もし必要なら「要(yào)」と返事しましょう。
ちなみに不必要なときに「不要(bú yào)」と返事すると、「要らねえよ!」というような感じで絶対に要りませんみたいな捉えられ方をされますので注意しましょう。
⑦載具還是發票?
「電子(レシート)にしますか?それとも紙(レシート)?」
「發票(fā piào)」は紙のレシートのことを指し、台湾ではレシートにかかれている番号が宝くじになっています。
そのため台湾人はこのレシートをよく集めています。
しかし、エコの観点から紙のレシートを削減することを考えました。
そこでスマホのアプリでレシートを集めることにしました。
それが「載具(zài jù)」です。
アプリにレシートを入れることで「今月どれくらいお金を使ったか」「何を購入したのか」をすべてアプリ一つで確認することが出来ます。
(▼実際に使用しているアプリです)
⑧不好意思,我想看悠遊卡裡面有多少錢。
「すいません、悠遊カードにどのくらいあるか見てほしいのですが。」
「不好意思(bù hǎo yì sī)」は「すいません」のよく使われるフレーズです。
よく初心者が「ごめんなさい」の中国語で勉強するのが「對不起(duì bù qǐ)」というフレーズですが、これは不好意思よりも「ごめんなさい」の度合いが強いです。
つまり「不好意思<對不起」くらいな感じです。
「不好意思」は例えるならよく日本人がちょっとしたことで「すいません」って軽く謝る感じのときに使う感覚と似ています。
また、お店で店員さんを呼ぶときにも使えますよ。
次に「我想看悠遊卡裡面有多少錢」ですが、
まずは、「想(V)」で「Vしたい」、「看」は「~を見る」と表現します。
なので「想看」で「見たい」
次に悠遊卡は悠遊カードことを指します。(下の写真)
このカードはバスや電車などに使われる交通系ICカードみたいなものです。
「裡面」は「~の中に」の意味。
「有」は「有る」の意味。
「多少」は「どのくらい」の量を表す意味。
「錢」は「お金」の意味。
⑨我要儲值100塊。
「100元チャージします。」
もし悠遊カードの中のお金が足りなかったらチャージしておきましょう。
チャージは電車の駅でもコンビニでもすることが可能です。
「儲值(chǔ zhí)」は「チャージする」という意味になり、後ろにチャージしたい金額を伝えます。
ちなみに「儲100塊」でも意味は通りますが、この「儲」の発音が難しく相手側が聞き間違えることが多いので発音に慣れていない場合は「儲值」の方が無難です。
いかがだったでしょうか?
以上が、コンビニで使える中国語になります。
もちろんコンビニ以外でも利用できると思いますので是非使ってみてください。